【Arch Linux】SDDMの解像度を変更する
VMware WorkstationにArch Linuxをインストールし、ディスプレイマネージャとしてSDDMを使用しています。このSDDMの解像度を変更したかったので、変更方法を調べてみました。そのメモです。
設定可能な解像度の確認
現在使用しているモニタで設定可能な解像度を調べるには、xrandr
を使用します。これをインストールし、ログインしているユーザーで実行します。
sudo pacman -S xorg-xrandr
xrandr
設定可能な解像度の一覧が表示されます。
解像度の設定
スタートアップスクリプトを使う方法
SDDMは起動時にスタートアップスクリプトを走らせます。ここに解像度を変更するコマンドを設定しておきます。スタートアップスクリプトは/usr/share/sddm/scripts/Xsetup
です。これを編集します。
sudo vim /usr/share/sddm/scripts/Xsetup
以下を最後に追記します(スクリーンサイズ1440×900で設定する場合)。
xrandr --output Virtual1 --mode 1440x900
再起動すると、設定した解像度でSDDMが立ち上がります。
SDDMによらない方法
X.Orgの設定ファイルを作成します。X.Orgの設定ファイルは/etc/X11/xorg.conf.d
以下に作成します。たとえば、screen-resolution.conf
というファイルを作成し、以下の内容を記述します(スクリーンサイズ1440×900で設定する場合)。
sudo vim /etc/X11/xorg.conf.d/screen-resolution.conf
Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Device "Card0"
SubSection "Display"
Modes "1440x900"
EndSubSection
EndSection
再起動すると、設定した解像度でSDDMが立ち上がります。
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