Lubuntu LinuxでWindowsの共有フォルダを読み書き可でマウントする

2024-07-29Linux,Lubuntu

Lubuntu Linuxを仮想マシンにインストールするたびに忘れてしまうので、備忘録的なメモとして残します。

手順

1. smbclentとcifs-utilsをインストールする

共有フォルダへのアクセスが必要なsmbclientcifs-utilsがインストールされていないので、これらをインストールしておきます。

sudo apt install smbclient cifs-utls

2. マウントポイントの作成

共有フォルダをマウントするためのディレクトリを作成します。どこでも良いですが、/mntの下あたりが適当でしょう。

sudo mkdir -m 777 /mnt/マウントポイント 

3. 共有フォルダへのアクセスに必要なパスワードファイルを作成する

共有フォルダへのアクセスに必要なユーザー名とパスワードを記述したファイルを適当な場所に作成します。ファイル名はなんでも良いです。

この手順は無くても構いませんが、その場合、/etc/fstab内にユーザー名とパスワードを平文で記述することになるので、この方法をとったほうが良いと思われます。

sudo mkdir -m 755 /etc/smb-credentials
sudo vim /etc/smb-credentials/.password
sudo chmod 640 /etc/smb-credentials/.password

パスワードファイルの書式は以下の通りです。

username=ユーザー名
password=パスワード

4. /etc/fstabに記述

mountでマウントできるよう/etc/fstabに設定を記述します。また、起動時に自動でマウントできるようにします。

//IPアドレス/共有フォルダ名 /mnt/マウントポイント cifs _netdev,x-systemd.automount,credentials=/etc/smb-credentials/.password,defaults,uid=1000,gid=1000 0 0

uid, gidをつけることで指定したuid, gidを持つユーザーが書き込みできるようになります。

5. マウント

sudo mount -a

Linux,Lubuntu,samba

Posted by izadori