VirtualBox内のLinuxでVSCodeの画面のちらつきを回避する
概要
VirtualBoxのゲストOSとしてLubuntu Linuxをインストールした環境に、Visual Studio Codeをインストールしたら、
Visual Studio Codeの画面がやたらとちらつく現象に出くわしたので、回避方法のメモです。
環境
- ホストOS
- Windows 10
- VirtualBox
- version 6.1.16 r 140961
- ゲストOS
- Lubuntu Linux 20.04 LTS + VirtualBox Guest Additions CD
- kernel 5.4.0-65-generic
- Visual Studio Code
- version 1.52.1
現象と回避方法
画面がちらつくと書きましたが、ちらつくほかにも、ウィンドウの一部が表示されなかったり、閉じたウィンドウの文字が残ったりする現象が確認されました。
そこでGoogleで検索したら次のページが見つかりました。
Visual Studio Code の画面のちらつきを解消する – Qiita
このページによると、code --disable-gpu
とGPUによる描画を無効にするオプションを付けて起動すればよいようです。
試してみたところ、確かに画面のちらつきがなくなることを確認できました。
と、調べたところで、VirtualBoxのディスプレイ設定にある「3Dアクセラレーションを有効化」オプションにチェックを入れていたことに気が付きました。
このはオプションで、初期設定ではOFFになっているものですが、元々LubuntuではなくUbuntu LinuxをゲストOSにしようとして有効にしたものでした。
このチェックを外したら、--disable-gpu
オプションを付けなくても同様に画面のちらつきをなくせました。
仮想環境に3D描画性能を求めないのであれば、こちらの方が簡単でよいかもしれません。
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